毎週火曜日の午後1時過ぎから午後4時半ごろまで、朝日2丁目集会所で「健康麻雀ミーティング」をワイワイガヤガヤとやっていましたが現在自粛して休局中です。
今号では舞鶴自然文化園ツバキ園の中から16種の椿の華麗な競演を紹介します(pdf)。
※舞鶴自然文化園ツバキ園 今年度の開園期間は3. 11(金)~3.27(日)。ツバキ園は終了し、現在は休園しております。次の開園は令和4年6月ごろのアジサイ園を予定しております。舞鶴自然文化園舞鶴市公式HPより
さて 今年は 椿の花付きが 例年以上に良いようです。栽培椿花の内現在咲いている中から個性的な12品種をご紹介しますのでお楽しみください。(有楽斎)
椿写真の説明 :
Ⅰ 極小輪(花のサイズが4cm以下)の椿を2種
①『ルチェンシス』 姫山茶花(ヒメサザンカ)とも呼ばれる原種有香(ウメの花に似た芳香) 沖縄県西表島~奄美大島に自生する日本固有種
②『エリナ・カスケード』 枝が枝垂れる 中国の野生椿ツァイと姫山茶花(ルチエンシス)との交雑種を埼玉県川口市のしばみち本店の芝道昭氏が作り出したものが元だともいわれているが詳細不明(三河の植物観察より)。
Ⅱ 黄色の花色の椿を2種
(椿愛好家は黄色としていますが実際はクリーム色に近い色合い!?『金花茶(きんかちゃ)』(原種中国※pdf画参照)ほど鮮明な黄色ではありません)
③『初黄(しょこう)』 日本初の黄色椿(交配種)1989年命名発表 石川産
④『ダローネガ』 クリーム黄色 八重~千重咲き 大輪 品種名はアメリカ先住民のチェロキー族 チェロキー語の「黄色、金」を表すアメリカ産
Ⅲ 江戸期からの古典品種を4種 何れも個性豊かな品種です
⑤『羽衣(はごろも) 』(写真左3輪)淡桃色地に弁の基部が極淡桃色 最も人気の高い名花の一つ 関東産&『白羽衣(しろはごろも)』(同右2輪)白色 羽衣の実生品種 愛媛産
⑥『酒中花(しゅちゅうか)』 白地に紅覆輪 ときに紅色の縦絞りも入る牡丹咲き 中輪 江戸後期にすでに名のある品種 関東産
⑦『月の輪(つきのわ) 』濃紅地に白斑が入る明瞭な色調の対比が強く印象に残る品種 久留米産
⑧『草紙洗(そうしあらい)』 淡桃地に濃紅色の 縦絞りや 小絞り 星斑が全面に入る八重 平開咲き 筒しべ 大輪 江戸期からの古典品種 関東産
Ⅳ 椿なのに 別の花のなまえが付く椿花を2種
⑨『サクラ』 ミニ椿 半八重咲き 極小輪 アメリカ産
⑩『ピンクダリア』 桃色 千重咲き 蓮華性 中輪 サルウィンツバキの実生から生まれた品種 アメリカ産
Ⅴ 極大輪(花のサイズが13cm以上)の椿を1種
⑪『エクストラギガンザ』 白色地 紅縦絞り 唐子咲き 極大輪(2021年/W18.5cmH8.5cm)アメリカ産
おまけ : 新品種椿を1種
⑫『紅の八入(くれないのやしお)』 紅色(紅の八塩) 八重 小輪 母樹と異なり筒しべ 2016年頃自家栽培の式部(しきぶ)の自然実生種が21年に初開花 命名
※紅の八入(くれないのやしお)とは紅花の濃染(こぞめ)の深みのある真っ赤な紅色のこと高価で贅沢『禁色(きんじき)』として禁制の対象「平安貴族の憧れの色」