クラウド(クラウド・コンピューティング)は、コンピューターの利用形態のひとつです。インターネットなどのネットワークに接続されたコンピューター(雲の中にあるサーバー)が提供するサービスを、利用者はネットワーク経由で手元のパソコンやスマートフォンで使います。
従来のコンピューターの利用形態では、利用者は手元のパソコンの中にあるソフトウェアやデータを利用していました。しかしクラウドサービスでは、ネットワークを経由して、雲(クラウド)の中にあるソフトウェアやデータをサービスの形でつかうのです。自分がソフトや保存場所を自分のパソコンにインストールしなくても利用できるのがメリットです。
代表的なものにWebメールがあります、「Gmail」や「Yahoo!メール」「Liveメール」などが有名です。又、Webドライブでは「Gドライブ」「Oneドライブ」「iCloud Drive」「Dropbox」などです。
これ用のソフトをパソコンにインストールしなくても、Webの閲覧に使用している「Microsoft Edge」や「Google Chrome」などのブラウザーがあればサービスを利用できます。
どのパソコンからでもIDとパスワードさえ入れれば、自分のメールやドライブが現れるのです。スマフォでメールを読むことや、ファイルを見ることも出来ます。
最近は、アプリをインストールしなくても画像処理やOCR(画像内の文字を取り出す)、インストール不要のブラウザ型Web会議システム(Zoom)なども当たり前のように使っています。
例(私が使っているフリーの物)
画像処理
PDF処理
これらの物を使えば、ハードデスクも昔のように容量が大きいのは必要なく、アクセス速度の速いSSDが重要になってきます。
※Webドライブは無料だと容量が少ないですが、月々300円も払えば100GB以上の契約が出来ます。便利さから行けば安いものです。(パソコンが壊れてもファイルはクラウド(雲の中)にあるのですから)