6月21日(月) 午前6時過ぎ
今朝は雄キジの鳴き声をあまり耳にしません。第三の男ハリー・ライムのテリトリー内で雄雌仲良く草をついばんでいる様です・・(いえッ 雄が近づくと雌は嫌がっている様にも見えます?) 神田神社からの帰路で先日キジの親子を発見した辺りに雌キジを発見しましたが少し距離が遠くてカメラに納められません。雄キジ(きっと次郎です)が近づくと雌キジは避けているようにも見えます。
午前6時半ごろ 太郎のテリトリー内で 赤い顔を膨張させて頭を下げ 翼を半開きにしさらに尾羽の上面を 彼女の方に向けて扇状に開き迫る太郎の様子を捉えました。(写真3枚)『求愛のディスプレイ』です(pdf資料参照)
今まで 雌キジは 余り目にしなかったのですが今朝は異なる3羽の雌キジを発見しました。『求愛のディスプレイ』を目撃したことからも繫殖期はまだ継続中の様です。
6月22日(火)午前6時30分前後
次郎が何時もの様に「ケーン、ケーン」(そうは聞こえないのですが)鋭く鳴き立て翼を激しく震わせて「ドドドド」という羽音を立てて縄張りを宣言し翼を素早く羽ばたかせてブルッブルッと羽音を出す「母衣打ち」(ホロ打ち)を繰り返しています。が近くに雌キジは見当たりません・・・(残念)
刈り取られた麦畑の中に 野鳥の何かがいます。キジのヒナ??いえッ大き過ぎます。体は黒に脚は赤く見えます。素早く駆けて(走るのではなく駿馬の様に駆けます)。飛びました。駆けました。(写真3枚)
Suntory鳥図鑑によると『ヒクイナ』の様です。(間違っていたらゴメンなさい)全長23cmほどで春から夏にかけて日本に渡来し、秋に日本を離れ越冬地に移動する渡り鳥。主に日本より南方から渡来し、日本で繁殖(子育て)をするようです。そのさえずりは「コンコン コン」あるいは「クォン クォン クォン‥‥コココ‥」と聞こえ、次第に早口になります。この声は夕方から夜にかけてよく聞くことが出来ますので、夜間の訪問者を意識して、「戸を叩く水鶏(くいな)」として、古くからよく知られてきました。近年になって農薬が使用されるようになると、餌である昆虫類などが減少(作物例えば稲への害虫のみならず、いろいろな虫が殺されてしまう)して、個体数は少なくなり、夜の訪問者はいなくなりつつあります。
小学唱歌「夏は来ぬ」の水鶏(くいな)も、ヒクイナといわれている。(日本野鳥の会京都支部の記述)
7時前 先日の親子のキジがいた辺りに 雌キジがいます。少し距離があるのですがダメもとでシャッターを切りました。(写真) ところがそこには沢山のヒナが写っていました。キジは6~12卵を産むとあるのですがそれ以上に写っている様です。(14羽?)今回も写真を添付しますので確認してみてください。近くの電信柱で二羽のカラスが激しく鳴いていました。ヒナを狙っていないか少し心配です。
6月25日(金)午前7時前 太郎のテリトリーで 先日求愛ディスプレイをしていたと思われるキジのツーショットを確認。(写真a)帰路7時20分前後再度ツーショットを捉えました。(写真b)また近くに母子キジも確認できました。(写真c)帰宅をして 写真aを拡大して驚きました。草叢の中に別の雌キジがいます(雄と雌を結ぶ直線上の草叢のやや下の田んぼ近くにいます)。田んぼの刈りあとには複数のヒナも写っています。整理をします。母キジはややシックな淡い色合いで草叢にいたキジ。過日の求愛ディスプレイのキジはやや黒っぽい濃い色合いのキジで田んぼの中にいるキジ。どうやら太郎のハーレムが出来上がっているようです。(photoby naochyan)
(以下別の機会に)