未明に降り出した激しい雨が開式の2時間前にはウソのようにピタッとやみました。住民に広く広報する余裕がなかった急転回の陶板設置であったので、参加者が少なくなるのではないかという心配は、杞憂に終わりました。定刻には40名ほどの住民が駆けつけてくれました。 感謝!
ささやかながら、住民のこころが集う光景であったと思います。
お世話になった支所長に感謝し、やはりいろいろバックアップしていただいた水明2丁目自治会長の濱奥修行さんにはあいさつをいただきました。
この陶板画は、当初小野駅に掲出された。
1988年(昭和63年)12月4日、小野駅はJR湖西線の新駅として開業した。京阪電鉄が開発した「びわ湖ローズタウン」の最寄り駅として、京阪電鉄の全額負担で設置された請願駅であった。
陶板画は開業を記念して京阪電鉄が信楽の大塚オーミ陶業株式会社で制作して旧志賀町に寄贈したもので、開業と同時に小野駅改札口の南側壁面に掲架され、通勤する住民を長い間みつめてきた。
2017(平成29)年5月15日、JR堅田駅長よりロビー改修工事のため陶板画の処理を依頼され、大会議室に保管することにした。
以後、生涯学習課と再掲出について協議を続けた。
2019(令和元)年3月12日(木)、生涯学習課・自治協働課と協議の末、再掲架が決定した。3月20日(金)、小野市民センター入口右壁面へ設置した。施工業者は西幸建設である。3月23日(月)、行政財産使用許可申請書[第30号関係/R2.4.1~R5.3.31]を提出した。管理者は小野学区自治連合会である。
3月28日(土)、10時、「遣隋使小野妹子祈念 陶板画除幕式」を行った。
尚、この画は、遣隋使船の資料画が現存しないため12世紀の「吉備大臣入唐絵詞」(ボストン美術館所蔵)の遣唐使船をモデルにして書かれている。
29日の京都新聞朝刊の記事です。 ☟
読売新聞朝刊の記事です。 ☟