今年の初夢は…1.藤袴(フジバカマ)2.鵯花(ヒヨドリバナ)3.4.が無くて…5.浅葱斑(アサギマダラ)。今年の初夢(達て(たって)の願い)は、『フジバカマを植えてアサギマダラを呼ぼう!!』の会(仮称)のスタートです。
『朝日2丁目にもフジバカマを植えてアサギマダラを呼ぼう!!』の会(仮称)発足準備委員会(現在1名+α)では、それなりに準備に余念の無い日々です。
昨年12月13日午後に見切り発車した発足準備委員会は同月15日(日)に、以前スイセンを植えていた場所(ソメイヨシノのある公園)に、おのえき花の会様より頂いたフジバカマの苗21本を植え付けました。また、厳寒のこの時期にフジバカマの挿し木(40本)に、無謀にもチャレンジ中です。(既報・写真①~④)
その後の調査で、フジバカマ・ヨツバヒヨドリ(かつて、びわ湖バレイに豊富に自生していたフジバカマの仲間)は、鹿の食害に遭い激減しているとのことで…。鹿除けネットを設置。
40本の挿し木を育苗する簡易ケースには、ダンボールとアルミシートで防寒対策をしながら水遣りを続けています(内8本は玄関内に避難させています)。成否は新芽が出るか否かで、発芽まで温暖な時期で1~1.5月かかるため、それまでは発芽を信じて、只管(ひたすら)水遣り(時々メネデール液)を続ける予定です。(⑤~⑧)
12月28日新展開。日々の散歩コース(まんだら山際道路を通って金比羅宮に至る)の山側の側溝に『ヒヨドリソウ(別名:ヒヨドリバナ)』が、自生していました。この花もアサギマダラが大好きな草花です。内5株を10本余の苗木に株分けして、つらつら椿外苑(集会所前斜面)に移植しました(鹿除けネット設置済み)。
また、同月30日切り取ったヒヨドリバナの枝に、綿毛のある種子を沢山付けていましたので、育苗ポット(4×4×3段)を苗床にして種を蒔き、発芽チャレンジ中です。こちらもダンボールとアルミシートで防寒対策をしています。(⑨~⑫)
フジバカマとヒヨドリバナの交雑を防ぐ為に、ソメイヨシノ公園にはフジバカマを、つらつら椿外苑にはヒヨドリバナを植栽しようと考えています。どちらにより多くのアサギマダラが集まるのか…?今からワクワクします!?
さて、『朝日2丁目にもフジバカマを植えてアサギマダラを呼ぼう!!』の会(仮称)の発足と会員募集についてですが、挿し木をしたフジバカマの苗木が育ち、ヒヨドリバナの種子が発芽する頃かなと考えています。写真は12月20日と同30日の玄関内に避難させている挿し木の状態です。無事定着出来る…!?⑮⑯図は初夢の1シーン!?(⑬~⑯)
また、万葉集で秋の七草の一つとして詠われた藤袴は、匂袋として平安時代に貴族の間で好まれていました。甘く爽やかな香りはリフレッシュにぴったりです。さらに、中国では古くから藤袴を使った薬湯で沐浴をし邪気を払う蘭湯という風習があり、菖蒲湯のルーツとされています。(源氏藤袴会HPより引用しました)
そこで、フジバカマの葉・枝の活用方法~匂い袋の製作・入浴剤作り等も検討中です。啓蟄の頃かとは思うのですが、詳細等決定次第ご案内いたします。奮ってご参加下さい。乞うご期待。初夢が叶います様に!!(この項井上)