最近のニュースで気になるカスハラ報道

最近のニュースで気になるカスハラ報道

カスタマーハラスメントがワイドショーなどで取り上げられていますが、こちら側のクレームも解釈によってはカスハラになりそうだがこんな報道で大丈夫なのだろうか
いずれの番組でも欠けている視点がある。それは、客が怒鳴り出す前に、企業や店や従業員がどのような対応をしたのか、ということが一切報道されないってことです。どんな経緯で客が怒ったのかは全く報道しないで、客の態度だけを報道している。そして「こんな客は迷惑だ、従業員を守らなくてはならない」と進んでいくのである。

もちろん大声をあげたり、高圧的な態度などはいけないが、相手の出方によってはクレームも言いたくなるのだが、今の風潮ではこれも問題があるようになっている、これでは両方にとってあまり好ましくないのではないだろうか、こちら側はそのように思われるならば何も言わない方が良いと、接客する方の問題を無視するようになる、それでは会社や企業にとって、よりよい未来にはならないような気がする。
ハラハラという言葉もある、何でもかんでもハラスメントだとこちら側に非があるように騒ぐことである、「チョット注意するだけでハラスメントだと騒ぐ輩を言う」

間違わないでもらいたいのは、注意やクレームはカスハラではないのである、そこに過度な要求や行動が発生した場合が問題になるのです。
誰が見ても問題があることはカスハラで良いのだが、態度の悪い対応されたら、「目を見ないで横を向いて話す」「同僚や他の客とケラケラ話をしてなかなか来ない」「ちょっとお待ちくださいと言って長い事待たす」「そこにちゃんと書いているのに見ない貴方が悪い」こんな態度をされたなら、注意やクレームを言いたくなるのが人情と言うものだ、周りの人もクレームを言っている人だと思ってもくれないことも考えられ、一方的な報道やニュースを見ているので、注意やクレームをカスハラだと決めつける嫌な目線を向けてくる人が多くなりそう。コワコワ‼

\\これからは声を落として申し訳なさそうにソロっと言うことにしよう。そして黙って帰るのだ//

・カスハラとは、カスタマーハラスメントの省略した言葉
・カスハラの本質は、「顧客による嫌がらせ」
・クレームには、「正当クレーム」と「不当クレーム」がある
・不当クレームか否かの判断基準は、要求が「社会通念上不相当」といえるかどうか
・要求「内容」の不当性と要求「手段・態様」の不当性を総合的に判断する

この記事は私の個人的見解です。天邪鬼老人の独り言(H)