集会所前のつらつら椿外苑に植樹した『つたもみじ一徹』に14年目で初めて花が咲きました。
①『蔦紅葉』(つたもみじ)は、【学名】 Camellia hybrid ‘Tsuta-momiji’【花】桃色 一枚おきに白の雲状斑入り 一重 平開咲き サザンカ芯 中輪【来歴】Camellia yuhsienensis x C.x hiemalis ‘Tachikantsubaki’ ②「立寒椿」と③「攸県油茶 ユーシ(エ)ネンシス」の種間雑種(ハイブリッド種)。2010年にこの椿の種子から育てた実生椿が『つたもみじ一徹』です。
前述『蔦紅葉』の交配親について②『立寒椿』【学名】 Camellia × hiemalis cv.Tachikantsubaki(=Camelia.sasanquacv.hiemalis)「サザンカ」の園芸品種とされることもあります。いわゆる寒椿の代表的な品種です。花弁は深い桃色でそれぞれの花弁が少し縮れるのが特徴。わらびの里公園の赤色のサザンカも寒椿の仲間です。樹高の高いタイプは「タチカンツバキ(立寒椿)」または「シシガシラ(獅子頭)」と呼ばれます。
③『攸県油茶 ユーシ(エ)ネンシス』【学名】 Camellia yuhsienensis【花】白色一重 細長い花びらは5~7枚 花径は5~7センチ雄しべの形はグリジシー(十里香)に似るが
花はより大輪香りの強い系統がある。【来歴】中国原産の原種 湖南省の攸県産
④『つたもみじ一徹』2010年に①『蔦紅葉』(つたもみじ)の種子から育てた(実生)種。白色の花が咲いています。花色の白は③『攸県油茶 ユーシ(エ)ネンシス』。花弁は少し縮れていて②『立寒椿』の特徴が見られます。花芯(雄しべ)は両方の特徴が見受けられます。親椿の『蔦紅葉』の特徴は、今のところあまり見受けられません…。皆さんはどのように分析されますか…!?(太郎冠者)