日本科学未来館(東京都江東区)で、20年間にわたって展示案内などをしてきたホンダの二足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」が、3月末で「卒業」することが決まり、17日に記念式典が開かれた。
ホンダ本社ショールームでの実演も同月末で終了する予定で、アシモは表舞台から去る。 2000年に開発されたアシモは、02年に同館で展示案内を担う「科学コミュニケーター」として採用され、走ったり横歩きをしたりするデモンストレーションを1万5000回以上こなしてきた。ホンダによると、最新モデル公開から約10年がたち、次のロボットの研究も始まったことから公開終了を決めた。【時事通信社】より
「新型ASIMO」(二代目)は、周囲の人の動きに合わせて自ら行動する「判断」能力を備えたことによって、これまでの「自動機械」から「自律機械」へと進化しました。
Hondaは、自律機械としてのロボットに必要な要素を3つに定め、これらを実現する技術を開発しました。
<Hondaが定めた自律機械としてのロボットに必要な要素>
1. とっさに足を出して姿勢を保つ「高次元姿勢バランス」
2.周囲の人の動きなどの変化を複数のセンサーからの情報を総合して推定する「外界認識」
3.集めた情報から予測して、人の操作の介在なしに自ら次の行動を判断する「自律行動生成」
これらの能力が備わったことで、「新型ASIMO」は人と共存する環境下での実用化にまた一歩近づきました。(HondaHPより)
今回は卒業を迎えたホンダの二足歩行ロボット「ASIMO」の話題を少々(pdf)・・・添付写真は我が家の「ASIMO」たちです。(朝日二丁目のセナ)