ぶらっとサロン椿通信 6月増刊号

ぶらっとサロン椿通信 6月増刊号

ぶらっとサロン椿通信 令和3年6月増刊号
令和3年6月15日発行(第30号)

健康麻雀ミーティングは現在自粛して休局中です。

『椿の不思議』
自家栽培の園芸品種椿『式部(しきぶ)』から 自然落下した種が発芽し
その自然実生苗(発芽から2年程度経過?)を 2016年に育苗ポットに移し
育てていたのですが この椿が今年初めて 一輪の花を付けました。

親『式部』(左写真)は 「紅色 一重 唐子咲き 唐子の縁に白い霜をおびる絞り 小輪
卜伴(月光)の自然実生で1957年命名発表」の椿なのですが 新しく咲いた椿は
全く異なる花が付きました。八重咲き 小輪 筒蕊(しべ)(右写真)。
その真紅の花色から『紅の八入(くれないのやしお)』と命名しました。まだ不安定なので
来年も同じ花が咲くかどうかはわかりません。

なお 『紅の八入(くれないのやしお)』とは、「紅の八塩」とも書き
紅花の濃染(こぞめ)の深みのある真っ赤な紅色のこと
高価で贅沢『禁色(きんじき)』として禁制の対象で「平安貴族の憧れの色」だったと言われています。(有楽斎)