朝日二丁目から ローズ診療所の脇を抜けて 普門神田神社に通じる 黄金色に輝く(6月3日現在)麦畑を見ながら歩いていると『キジの鳴き声』が 間近に聞こえてきます。運が良いと その姿を発見することも出来ます。雄が3羽いて 太郎・次郎・第三の男(ハリー・ライム)と勝手に名前を付けて呼んでいます。(写真)雌の桃子も居るのですが なかなかその姿を見せることはありません。きっと 箱入り娘なんだと思います。
普門神田神社(写真)までは 朝日二丁目から往復5km前後だと思うのですが 神田神社の境内には 種々な山野草がひっそりと花を咲かせています。(以上既報)
『おじいさんは山に 柴刈りに おばあさんは川に 洗濯に・・・!???』
実は おじいさんは 神田神社に通じる「ナンジャモンジャ」(写真)の木の近くにある畑で野菜の世話をしていた様です。神田神社に通じる畑で 早朝から野菜の世話をする姿を良く見かけていました。6月某日 私たちはおじいさんと(私たちも負けず劣らずのおじいさんとおばあさんなのですが)お話をする機会がありました。(実は2回目です)
おじいさんは 実に楽しそうに話し始めました。
「昨年 キジが7羽の雛を産んだ。オスが3羽 メスが4羽で 皆無事に育ったようだが 今は親鳥は姿を消し 3羽のオスが縄張りを引き継いだようだ。オスは人見知りせず ワシ(おじいさん)に気づいても 頭をチョコンと下げるだけで 隠れているつもりのようだが・・・見えてるっツーの。(頭隠して 尻隠さず??)その点メスはなかなか姿を見せない。」
「昨年の 梅が熟す頃 親鳥がヒナを連れて歩く様子を幾度か目にすることがあった。それは それは可愛らしく ヨチヨチ ひょこひょこ 連れ立って歩く様は 何と微笑ましかったことか。親鳥がワシ(おじいさん)に気付くと ヒナ達からワシを遠ざけようと ワシの周りをグルグルと廻り ワシの気を引こうとするのが とても とても いじらしかった。今年も そろそろその時期なので 今年も会えるといいなと思っている。」
おじいさんは お孫さんの事でも思い出すかの様にニコニコと話してくれました。おじいさん貴重なお話をありがとうございます。ヒナ達が歩く姿 様子に運よく遭遇出来ましたら 続編として報告する予定です。
神田神社境内の植物たちの一部をご紹介します。「ネジキの花」「捻木(ネジキ)の幹」「イワナシ」「ツクバネ」「ツルアリドオシ」(photo by naochan)