12月15日(日)午後、おのえき花の会のFさんから連絡があり、JR小野駅前の『アサギマダラの丘』のフジバカマの株を譲って頂けるとのこと。取りも取り敢えず(新幹線よりも早く、リニアモーターカーの如…)急行し有難く譲り受けました。(写真フジバカマ株①②)感謝・感謝です。
以前スイセンを植えていた場所(ソメイヨシノのある公園)の畦を作った植栽予定地に運び、自宅より水約12㍑を用意して、早速植付け作業開始。頂いたフジバカマの株を21本の苗に株分けをし植え付けていきます。
「植付け時には、たつぷりと水を遣ってください」(おのえき花の会会長談)なので、運んできた水をたっぷりとかけて作業終了です。
植物の挿し穂・挿し木は一般的に梅雨の時期が適期とされ、フジバカマもその頃が一番良いようですが、この厳寒の時期にフジバカマの挿し穂に、無謀にもチャレンジします。椿の挿し木では、10月11月1月の挿し木に何度か成功しています(発根率は3・4割ほど下がりました)。
植付け時に裁いた枝を、元気そうな物を選んで7~12㎝程に切り分け、丁寧に水洗いをしてから、1000倍のメネデール水溶液に全体を浸します。この状態で2・3日置いてから、挿し穂をする予定です。ビニールポツトに鹿沼土の細粒をベースにした培土を入れ、1本づつ挿し穂をします。さてさて、どうなることやら…。
※『朝日2丁目にもフジバカマを植えてアサギマダラを呼ぼう!!』の会(仮称)に参加予定の皆さん。難問発覚です!!
その後の調査で、フジバカマ・ヨツバヒヨドリ(かつて、びわ湖バレイに豊富に自生していたフジバカマの仲間)は、鹿の食害に遭い激減しているとのことです。
ソメイヨシノ公園をフジバカマで埋め尽くして、アサギマダラを呼ぼう!と楽しみにしていたのですが……。みんなで知恵を絞って鹿どもの食害対策が必要です。まんだら山鹿達との知恵比べのゴングが鳴ろうとしています。負けるもんか!?
今回植付けした場所には、取り敢えず、近日中に鹿除けネットを設置する予定です。(この項:井上))