つらつら椿外苑 2023年~24年期開花記録Ⅰ

つらつら椿外苑 2023年~24年期開花記録Ⅰ

昨年整備を始めた、つらつら椿外苑の椿も今季の開花を終えました
120本の植樹の内53本に花が咲きましたが、過酷な移植と猛暑で蕾をつけたものの開花できなかったものもたくさんあったようです。(残念)現在新芽を次々と伸ばしている状況ですので、来季は今季以上に多種多量の花を付けるものと期待しております。

開花した椿53本に6本の参考品種(実生種の親樹など)を加えた、60品種の椿写真を2回に分けてご案内いたします。(順不同)注1.『小野乃春野』は2種類の花を添付しています。

第1回は、参考品種6種と24品種をご案内いたします。
①ルチェンシス…ヒメサザンカ(姫山茶花)とも呼ばれる原種で、沖縄県西表島~奄美大島に自生する日本固有種。多くの香りツバキの交配親です。交配種の名前に『姫』の字がつくことが多くあります。衣通姫、月待姫などなど
②ワーリンガーベル…ホワイトベルの実生親樹(種を蒔いて育成)
③秀蘭…まんだら椿などの実生親樹(種を蒔いて育成)
④十里香…樹里香の元樹(枝変わりといわれています)
⑤式部…隠れ磯の姉妹種(日光(じっこう)の実生種と言われています)
⑥光源氏…NHK大河ドラマ「光る君」に因んで特別出演
では、第1回30種をご覧ください。
注2.写真には、品種名・来歴等・撮影日を付記しています。
注3.『永楽』『御所白侘助』は移植前の写真を使用しました。(太郎冠者)