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朝日二丁目集会所前の斜面に111種類115本の椿を植樹しました。うち、侘助(わびすけ)椿を10品種植えています。
写真上段左から①一子侘助(いちこわびすけ) ②数寄屋(すきや)③初雁(はつかり)(=昭和侘助,雪中花(せっちゅうか),柳葉侘助)④白侘助(しろわびすけ) ⑤胡蝶侘助(こちょうわびすけ)
下段左から⑥姫侘助(ひめわびすけ) ⑦紅侘助(べにわびすけ)⑧ウラク’64⑨五万石(ごまんごく) ⑩黒侘助(くろわびすけ)(=永楽(えいらく))
※①愛知県幸田町の初代ライオンズクラブ会長であった故上田敏朗さんが発見した椿で愛妻「一子」の名を取り「一子侘助」と名づけた侘芯椿
②③古い時代に「数奇屋」と呼ばれていたワビスケは 現在の「初雁」現在の「数奇屋」はいわば二代目の『スキヤ』だという
④白侘助は花弁に紅色の絞りが混ざることがあり、また枝代わりとして濃いピンク花の「雛侘助(ひなわびすけ)」や淡いピンクの「平成侘助(へいせいわびすけ)」が生まれている
植樹椿は京都御所産。⑤江戸期に「侘助」と呼ばれていたのはこの「胡蝶侘助」
⑥淡い桃色の地に濃い桃色の絞りが入る
⑦江戸時代後期から紅色の侘助として最も普及している品種
⑧1964年に発表された有楽の自然実生種 ⑨花芯の雄しべが突出した珍しい侘助椿
⑩ワビスケでも侘芯ツバキでもないのに「侘助」と呼ばれる椿
※写真はいずれも昨季以前(移植前)の開花の様子です。
一口メモ :
ヤブツバキやユキツバキの園芸品種とはちょっと色合いの違う椿に『侘助(わびすけ)』という種類があります。茶花としても利用されるこの侘助椿ですが、実は「侘助」と呼ぶためには満たしていないといけない条件があるのですが、ご存じでしょうか。まずは『有楽(うらく)』という品種が親であることが必須の条件となります。さらに、葯が退化した「侘芯(わびしん)」と呼ばれる雄しべを持つこと。そして、子房の周囲がサザンカ(山茶花)と同じように毛で覆われている(覆われていない品種もあります)ことが条件となります。主な品種としては『胡蝶侘助』『白侘助』『紅侘助』『数寄屋』などがあります。
ただ、ヤブツバキの園芸種に侘助と同じような品種が生まれてくることがあります。こちらも「侘助」として扱われることがありますが、厳密に区別すると「侘助」ではなく「侘芯椿」と呼ばれる品種になります。主な品種としては『天倫寺月光』『村下』『一子侘助』などがあります。(京都園芸倶楽部の元ブログ管理人の書笈(しょきゅう)より)
朝日二丁目集会所前ダートコースで。一斉にスタートしました『第1回椿開花ダービー』。第一コーナーに向って激しい先陣争いが始まっています・・・!?お~っとッ後方に控える c.茶ノ木 e.茶椿も不気味な位置取りです・・・!!??
3月から7月にかけての移植は、どの椿にとってもかなりのストレスがかかったものと推察されます!!さらに今年は、花芽の育つ時期に高温・晴天が続きました。日々しっかりと水遣りはしたのですが・・・!!この環境の激変は吉と出るのか・・・!? 凶と出るのか・・・!?
あなたの予想は・・・ (この項、ディープインパクトJr.)